2025.06.29
皆様、こんにちは。
Lioデンタルクリニックです。
いつもたくさんの方にご訪問いただきありがとうございます。
今回は、「妊娠中に歯が悪くなる?」という内容です。

「妊娠中に胎児にカルシウムを取られる」と考える方がいらっしゃいますが、
そんなことはありません。歯は骨と違って、いったん完成するとほとんど代謝しません。
胎児のために母体の歯からカルシウムが溶け出すことはありません。カルシウムは体内に
取り込まれると、骨に沈着し、絶えず少しずつ入れ替わっています。
胎児は必要なカルシウムは母体の骨の代謝によって供給されるものです。
妊娠に伴って、歯が悪くなることがあるのは事実ですが、妊娠中は口の中が酸性に傾いて
虫歯が進行しやすい状態になったり、つわりのために歯磨きが十分に行えない…などが原因と
考えられます。それは妊娠に伴う口腔内の環境の変化が原因です。
食べる回数が増える、甘い物や酸っぱい物が欲しくなる、歯ブラシを口に入れると気持ちが悪い、
歯磨きがおっくう・・・などです。
妊娠中に歯を悪くするかどうかは妊娠期の口腔内をどう清潔に保つかによります。
できれば妊娠前に歯はきちんと治療しておいた方がいいです。
胎児に影響を与えてしまっては後々後悔することにつながります。
日々のブラッシングと、歯科医院での定期検診をお勧めします。
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投稿者:Lioデンタルクリニック