全顎治療

全顎治療とは

全顎治療とは

全顎治療は、お口全体を一つの単位として捉え、咬み合わせや顎関節などをトータルで 考えて、患者さん一人ひとりのお口の状態に適した治療(総合治療)を行います。
歯周病や虫歯になってしまった歯だけ治すのではなく、お口全体を診ることで症状の原因 自体を突き止め、改善する根本的な治療を行います。

当院の全顎治療の特徴

当院の全顎治療は口の中全体を一つとするだけでなく、顎の関節までを含めた状態を一つと捉えます。
皆様は、「せっかく高い代金を払って治したのに詰めものが欠けた」「インプラントしたのに、すぐに悪くなった」など、周りで聞きませんか?それには明確な理由があります。大半が上下の噛み合わせにあわせて、作っているからです。当院では顎の動きにあわせて、噛み合わせを作ります。

当院の全顎治療の特徴02

アゴの関節は上顎と下顎でできあがっています。下顎が上顎にブラ下がっている状態です。寝てる時、口が開いてよだれが垂れると思います。力を抜いてるときは下顎は開きます。ブラ下がっている状態がこれです。これが上顎(顎関節)を支点として下顎が閉じるのです。要は下顎は振り子と同じです。

当院の全顎治療の特徴03

振り子はリズムが狂わなければ、リズム良く動き、乱れる事がないですが、ひとたび崩れると例えば紐を人為的にずらしたり、下の玉の当たる位置がずれたりすると、壊れてしまいます。下顎を球と考え、次に当たる球の位置を噛み合わせと考えると、両方の球があっていれば壊れる事なく、振り子は左右に振れていきますが、この噛み合わせがずれると、触れなくなります。

上記のクレームはこのようなズレが原因です。これらの原因は球の位置と当たる位置しか見ていない為です。当院では振り子の糸の位置と振り子の軌道と当たる位置を、振り子の軌道内に調整することにより、長期に安定させる治療を行っています。

マウスピースを使用した治療も行っています

マウスピースを使用した治療も行っています

当院では、顎関節症予防の目的で、マウスピースを使用した治療を行っています。顎関節症とは、あごの関節が何らかの原因で痛くなる症状のことです。
肩こりや頭痛、不眠症等の症状を誘発する場合もあります。放置していても自然に改善する場合もあります。しかし、悪くなると、自律神経失調症、うつ病にまで発展する場合もありますので注意が必要です。

全顎治療のメリット・デメリット

  • メリット

    • 長期的な治療の効果が期待できる
    • 不定愁訴(肩こり、腰痛など)が改善しやすい
    • 年齢より見た目が若く見える
    • 美味しい物をしっかり食べる事ができる
    • アレルギーが治りやすい
  • デメリット

    • 治療期間がかかる
    • 写真やCT、MRI、顎関節CT、等の資料取りがある
    • 金額が高くなる事がある

治療の流れ

治療の流れ

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